橋本病で甲状腺機能低下症とうつ病です。医療従事者から患者になりました。日々を綴るブログです。

甲状腺機能低下症、橋本病でよく使用される治療薬。

甲状腺ホルモン剤、チラーヂンS(チラーヂン)について、お話しようと思います。

服用を習慣づける

  • チラーヂンSは、その人にあった適量を、1日1回飲み続ける事が大切です。

飲む時間は、1日のうちいつでもよいらしいのですが、あらかじめ時間を決めておくと忘れずにすみます。

例えば、1日のリズムが始まる朝食後や、よる寝る前など、自分の行動にあわせて決めておくと習慣づけられます。

ちなみに私は、朝起きたらすぐ飲むようにしています。

飲み忘れた時は?

  • その日のうちに飲めば問題はない。
  • 前の日に飲み忘れた場合、忘れた分まで飲むのは避けましょう。

朝飲み忘れた時は昼に、昼飲み忘れた時は夜に・・と、いうように、その日のうちに飲めば問題はありません。

ただし、前の日に飲み忘れた分まで飲むことは避けましょう。

甲状腺ホルモンは作用時間が長く、チラーヂンSの成分が血液中から減っていって、半分くらいになる日数(半減期)は、約7日間です。

1〜2日忘れたくらいでは、血液中のホルモンが不足する事はありません。

症状が治っても基本的には飲み続ける

  • ずっと外からホルモンを補充する必要があります。
  • 自己判断で薬の服用をやめてしまうのは、非常に危険です。
  • 薬の減量や中止については、必ず医師と相談して下さい。

ホルモン剤を飲み始めると、足りなかったホルモンが補充されるので、つらい症状はなくなります。

ただし、病気(橋本病)が、治ったわけではありません。

いったん破壊された甲状腺の組織は、正常に戻ることはなく、自分自身でホルモンを作る機能は失われるといわれています。

  • したがって、ずっとチラーヂンSを飲み続ける必要があるのです。

    いつまで飲み続けるのか?

  • 橋本病がたどる経過は、人によってさまざまです。
  • 一生飲み続けなければならない人もいる。
  • 残念ながら現在、甲状腺の機能低下が一過性のものか、永続性のものかを見分ける確実な方法は現在はない。

橋本病の人がたどる経過、症状は本当に違いが大きいと思うのですが、これは本当にそのようです。

一人一人違うといっても、よいほどらしいです。

中には回復して薬をのむ必要がなくなる人もいるそうですが、生涯飲み続けなければならない人もいます。

私は一旦、橋本病になったら、一生チラーヂンSを飲み続けなければならないと思っていたのですが、甲状腺機能低下の状態が一過性の場合の方もいらっしゃるらしいです。

いずれにしても、年に数回は医師を受診し、血液検査などで経過をチェックしていく必要があります。

通院が大変な時は?

  • チラーヂンSを飲む必要がない橋本病のひとでも、年に1〜2回は医師を受診して検査を受ける必要があります。
  • チラーヂンSを飲み始めた場合、忙しい人は、近くて通いやすい病院を選ぶなどの工夫をして、必ず受診しましょう。

薬を飲み始めた場合は、通院の間隔や必要な検査は人によって異なりますので医師と相談して下さい。

一生チラーヂンSが必要となると費用が心配?

  • チラーヂンSは、1日1回の服用で十分。
  • 薬代は、非常に安価です

また、これは地方によって違うみたいなのですが・・。

一部の自治体では、特定疾患に指定され、医療費の助成が受けられます。近くの保健所に問い合わせてみて下さい。

ちなみに、私が住んでいる県では助成はありませんでした(^_^;)

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チラーヂンSの副作用は?

  • 甲状腺ホルモン剤、チラーヂンSは、適切な量を服用している限り、長期間使ってもまったく問題のない薬です。
  • 問題は、チラーヂンSの量が多すぎた場合。
  • 安定していても、年に数回の血液検査のチェックは必ず受ける。

殆どの方が長期間飲み続ける事になるだろう薬、チラーヂンSですが、副作用はありません。

ですが、薬の量が多すぎた場合にバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の症状である動悸などが出てきて心臓に負担がかかったり、長い間には骨のカルシウムが減るリスクがあります。

私もチラーヂンS25μgから始めて、現在50μgなのですが。チラーヂンSの量が増えると、ダイエットの効果も出て7kgくらい痩せました。

橋本病、甲状腺機能低下症になると太りやすいので、体重減少は嬉しかったのですが、増やせば良いというものでもなくて、あくまでも薬は適量が大事です。

また、体内のホルモン濃度は微妙に変わることがあるので、状態が安定していても年に数回はチェックを受けるようにして下さいね。

指示通りにチラーヂンSを飲んでいるのに・・?

  • きちんと薬を服用しているのに、甲状腺機能低下がみられる場合。。

原因の1つは、自分で合成、分泌するホルモン量が更に減ったり、変動している事も考えられます。

また、甲状腺ホルモン剤、チラーヂンSの効き目を弱めるような食品(野菜ジュースや繊維の多い食品など)や、薬(一部の胃薬、貧血治療の鉄剤など)の影響も考えられますので、日頃の生活を見なおしてみましょう。

野菜ジュースや、繊維の多いものを摂る時は、甲状腺ホルモン剤(チラーヂンS)の吸収を妨げることがあるそうです。起床時や就寝時に薬の服用をずらすなど工夫するとよいようです。(参考文献:バセドウ病・橋本病その他の甲状腺の病気 )

私は現在、チラーヂンS50μg内服中ですが先日チェックの検診も受けました。あとは、食品とか注意しようと思いました。

今の所、橋本病は数値的には安定しています。二次的なうつ病、三次的な睡眠障害の方が問題なこの頃です。

皆さんはいかがだったでしょうか? (*^_^*)

 

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    • マミ
    • 2016年 8月 23日

    はじめまして。ブログ拝見し相談したくコメントしました。35歳です。
    10年前拒食症になりピーク時は154/33で生理も止まりもう8年ありません。
    数年前から甲状腺機能低下の症状があり何度も検査しました。下垂体も調べましたが腫瘍などは見受けられず、経過観察で現在まできましたが8月になりまた不調がかなりひどくなったので検査に行きました。

    総蛋白:6.7  アルブミン:4.5  AST:40  ALT:33  LDH:263  CPK:438
    ft3:2.23  ft4:0.88  TSH:0.734 でした。
    症状は急に体重が3キロ増え(食事も運動も体はキツイですが変えずに頑張っています)、浮腫みもひどく目が二重から奥二重に、顔もぼーっとして下膨れ状態です。声枯れ、異常な眠気とだるさ、皮膚の乾燥や痒み…言い出したらキリがないほど甲状腺機能低下の症状です。
    ただ今回も甲状腺の医師は、機能低下の症状は見受けられると言ってくれたのですが、甲状腺だけが悪いわけではないし血液検査の結果から、薬を一切だしてくれませんでした。
    私は機能低下の診断をもらい、チラージンを飲み、今の辛さを改善したいと思っていて、土曜に別の総合病院の内分泌科に行く予定です。
    まやさんなら今の私の辛さがお分かり頂けるのでは、何か良いアドバイスが頂けるのではないかと思い、初めてなのにこんなに長々と相談してしまい…。すみません。私は、どうしたらチラージンを飲んで様子を見ようと言ってもらえるでしょうか…。

  1. まや
    • まや
    • 2016年 8月 24日

    はじめまして、マミさん。訪問とコメントありがとうございます。

    まず、数値的なものですが、(私は医師ではないのであまり深く言えませんが)。。。
    総タンパク、アルブミン、普通。AST(gpt),ALT(GOT)、LDH など、肝臓系やや高め。
    CPK438 心臓機能系高めが気になる所ですね。 拒食症やもしかしたらお薬も内服とか、関係しているのかもですね。
    体重も少な過ぎで生命維持にもギリギリって感じでしょう。生理がとまるのも納得です。・・・と、言うのが数字的な感想です。

    そして、甲状腺機能低下症の症状は出ておられるようです、、、。お辛いとは思います。
    が、数値的にはFT3 2.23(正常値2.3〜4.0),FT4 0.88(正常値0,90~1.70) TSH 0.374 (正常値0.50−5.00)
    甲状腺の数字としては、そこまでひどくない。 (FT4はほぼ正常値、FT4を出す命令をするTHHSも低め)ですね。

    ちなみに私は例えば、FT4 1,0 TSH9.4 でも、チラーヂン処方は何年もありませんでした。両方もっとひどい時も・・。

    マミさんの場合は、医師も拒食症もあるというところと、CPK438(女;45〜143) 心臓機能の数値が高めが気になるのかもしれませんよ。
    チラーヂンは少量でも凄く慎重に初めます。(特に体重が少ないからデリケート)な扱いをすると予測されます。
    ◆また、もし量が少しでも多かった場合、心臓に負担がかかりますので。。 

    医師も全身症状を心配したのか、一時的な甲状腺機能低下症かも?と、様子見かもですよ。
    ストレスいっぱいとか、キッカケになってなることがありませんか?
    チラーヂンの判断は、検査をして医師に従うしかなさそうです。

    お辛い状況にあるとおもいますが、別の病院でも調べて下さるとの事なので、セカンドオピニオンと思って受診してみて下さい。 合併症がある場合、大変ですけど慎重に医師も判断されると思います。
    そこでの医師の判断によるでしょうね。 あまり気になるなら、チラーヂンはどうですか?と出す、出さないの理由もおたずねになっても良いかと思いますよ。 良い医師にであえますように、、。願っております。
    お大事になさって下さいね(*^_^*)

    • マミ
    • 2016年 8月 24日

    まやさん、初めてで色々な相談を一方的にしてしまったのに、丁寧なお返事ありがとうございます。
    体重はピーク時しか書かなかったので申し訳なかったのですが、拒食の反動で一時は47キロくらいまで増えた時期もありました。←生理はないままでしたが…。でもまた拒食気味になる時期もあり…。
    ここ3年ほどはずっと154/38くらいをキープしていました。そして今回の急な体重増加で41.5くらいです。
    太ったことはあまり気にしていないつもりなのですが、機能低下症でこのままどんどん太ってしまったらどうしようという不安は大きいです。
    甲状腺ホルモンの数値としてはそこまで悪くないんですね。ホルモンが低値ギリギリだから、こんな症状になってしまっていると思い込んでいました。チラージンさえ飲めばホルモンも増え、体調も楽になって普通の生活が送れるのではという思いから、チラージンを出してもらう事だけに必死になってしまっていました。
    まやさんはもっと大変な時でさえ、お薬出されなかったんですね。それでも頑張ってこられて…本当に尊敬します。
    実は3ヶ月前くらいに、旦那が仕事で忙しく全く帰宅できない状況で、ちょうど中学生の娘のテスト前で塾もほぼ毎日重送迎、私も仕事がかなりハードでストレス満載でした。忙しすぎて3時間睡眠とる以外はずっとバタバタしていました。
    それが今回また体調悪化した原因なのかとも私も思ったのですが…。現在は子供は夏休みだし、旦那の仕事も落ち着いて通常の生活に戻っています。
    土曜日前回の他院の結果も持参して話してみます。勇気を出してチラージンの事も聞いてみます。
    出して頂けなくても納得できるように先生と話してみたいと思います。
    まやさん、勇気をいただきました。ありがとうございます。仕事行きたくないくらい辛いですがおかげで頑張れそうです。まやさんも、ご自愛ください。また状況報告も含め、相談させてください(^^)/

  2. まや
    • まや
    • 2016年 8月 24日

    マミさんへ。 ご丁寧に返信ありがとうございます(*^_^*)
    書き込み拝見いたしますと、随分ハードで頑張っていて、ストレスでいっぱいだったんんですね。
    三時間睡眠では、身体もきつくなり、寝ているうちのストレスも発散ができないからきつかったでしょうね。
    そういう時は、甲状腺機能低下症もなりやすいと聞いたことありますよ。
    通常の生活に戻られて良かったですね(*^_^*)

    拒食症も改善するといいですね。合併症があるうちは焦らず1つ1つですよね。
    もしかして橋本病ではなくて、一過性の甲状腺機能低下症だったら治るのでいいですね。
    チラーヂンは医師と相談で納得いく治療をされて下さい。 

    多分言われると思うけど、念のため年に数回は検査しておいた方が望ましいです。
    橋本病が隠れているかもだし、タダの機能低下だと治癒もありますし。
    体重増加、むくみとか、その他の症状もお辛いでしょうけど、一過性のもか、慢性だとしたらチラーヂンは必要か?など少しづつ明確になって、やるべきことが決まればあまり不安に思わなくていいですからね(*^_^*)
    お見舞いありがとうございます。マミさんもご自愛ください(*^_^*)

    P.S…コメントはお気軽にどうぞ〜(笑)

    • さて
    • 2017年 5月 28日

    こんばんは。私は現在橋本病と診断されてから最近チラージンs25を服用しています。
    薬を飲んでいる間は安心なのですが医師の判断により、薬をストップさせられたり数値が安定したから薬をやめるなど、
    色々不安になります。
    ずっと通いながら薬は、もらえますか?
    今でも症状はありますが数値で判断されるとつらいですね
    橋本病は治らないのですか?

  3. まや
    • まや
    • 2017年 6月 01日

    さてさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    コメント反映と返信おそくなり、申し訳ありませんでした。

    さて、橋本病と診断されたという事ですね。
    基本的に今の医学では橋本病は治らないという事になっています。
    でも普通に暮らして居る方も沢山いらっしゃるみたいなので、そんなに怖がらなくても大丈夫です。

    橋本病の方でも、甲状腺機能低下症が起こり、薬を必要とする方は4−5人に1人と言われています。
    お薬を必要としない人もいるというわけです。
    お薬の量も一般には安定するのに3−4ヶ月は見るという事が一般的のようですよ。
    お薬は必要と診断されて、安定してするとずっと飲み続けなければいけないですね。
    本当に橋本病は人それぞれの症状みたいなので、1つだけこれ!とは言いにくいです。
    診断中にあれ?と思われたら、その場で医師に聞いてみるとよいかもしれませんね。

    どうぞ、お大事にされてください。^^

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